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精密治療

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筋膜リリースと顎関節症!

まず、加齢により顎位が後退することがあるって、みなさんごぞんじでしたか!?

そもそも、顎位って?と思うところだと思いますが

 

 

顎位とは、頭に対する「あご」の位置の事です

 

 

使用しない筋肉については、特に筋膜が厚く硬くなり、むくみ、痛みへと発展してしまいます

それゆえ顎関節症状や頭痛を発症することがあるのです。

 

そして、筋膜が使われていないと、筋膜を形成するコラーゲンが分断され、筋肉方向に規則正しく配列されていたものが、不規則に再生され、太く短くなってしまいます。

そのため、使われなくなった筋肉や凝り固まってしまった筋膜のせいで、あごが後退してしまう事が起きるとの事。

もう少し詳細に述べると、使われなかったり、古く硬くなった筋膜のコラーゲンは体内で吸収されなくなります。

そうすると、筋膜のコラーゲンが増殖し、分厚く硬い筋膜になってしまう。硬くなった筋膜内では、更にグリセリン(水分様)が溜まっていき、圧迫するとコリのようになっていくのです。

このコリは、圧迫されると痛みと感じるようになる。そして、この現象は30分同じ姿勢を保つだけでおこってきてしまいます。

この、コリをほぐす=筋膜を痛みのない正常な規則正しいコラーゲンの配置にする。ためには、ストレッチや筋肉を使用することが大切になってくるのです。

 

ストレッチを行い、使用していない筋肉を使用することで、溜まった水が抜け、吸収されなかった古いコラーゲンが体内で吸収されやすくなってくる。新しいコラーゲンが作られ、結果的に厚く硬くなっていた筋膜が柔らかくなる。そして、コリが解消され、圧迫しても痛くなくなる。

それには、ストレッチ、マッサージ、運動、ウォーキング等がとても大事になってくるのですね。

これを応用し、顎関節症で筋痛や頭痛、開口障害がある人は口を開けるトレーニングや、首や肩からのストレッチ、マッサージもとても有効になってきます。

顎関節症は、治療方法が確立されていないと考えていたため、明日から臨床の発展に期待できそうですね。

 

皆様是非お試しあれ