虫歯治療を繰り返さないために
虫歯治療は、悪い部分を削って詰めるだけの簡単な治療とお考えの患者さんもいらっしゃいます。しかし、とても難しい治療としてアメリカやヨーロッパでは、理解されています。虫歯菌をしっかり取り除くことはとても難しく、すぐに再発してしまう病気なのです。そうして再発を繰り返せば健康な歯がどんどん削られていき、治療も難しくなっていくため、最終的には抜歯につながってしまいます。そうした負の連鎖を断ち切るうえで大切なのが、「最初に確実な治療を行う」ということなのです。
戸塚 あくわデンタルクリニックでは、再発のリスクを減らす確実な治療を実践しています。こちらでは、その場しのぎの治療の危険性についてお伝えしています。
「2次的虫歯」をなくすために
2次的虫歯とは、以前に治療した場所に再びできる虫歯のことです。治療後のケア不足や生活習慣などが原因として挙げられますが、最初に行った治療の詰め物・被せ物の精度、また虫歯の除去が不十分だったことなどが原因になることもあります。
虫歯治療では歯を削り、その部分を補うために詰め物・被せ物を取り付けます。その精度が低いと隙間から虫歯菌が侵入し、虫歯が再発してしまう危険性があるのです。また、詰め物や被せ物の中に虫歯が残っていても、同様に再発する可能性があります。
その場しのぎの治療が招く負のスパイラル
歯はなるべく虫歯になる前に予防しましょう
正しい歯磨きやデンタルフロスによるセルフケア、また定期的に歯科医院での検診を受け、歯科衛生士のクリーニングを受けることで、虫歯や歯周病は防ぐことができます。
虫歯になってしまったら治療のために時間もお金もかかります。さらに失った歯に近い噛み心地、見た目を手に入れようと思えばインプラントなどの自費診療を受ける必要もあります。しかし、そこまでしても天然の歯と同じ物は手に入らないのです。