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年齢別の診療方針

Treatment policy

目次

  • 0歳児
  • 1~3歳児
  • 4~15歳
  • 高校生
  • 成人
  • 妊婦・プレママ

0歳児

初めての歯医者は0歳から

通院の必要がない時期と思われがちですが、実はとても大切な時期です。赤ちゃんのお口の健康は、最初の歯が生える前から始まります。

私ちゃんは歯が生えてからいきなりお口の中に歯ブラシを入れると、刺激になれていないため 拒否反応が出てしまいます。まずは、お口の中に異物が入ることに慣れるために少しずつお口に触れていくところから始めましょう。 また、歯が見えなくても、哺乳や離乳食でお口の中には汚れが残ることがあります。

当院では歯が生える前からのケア方法をお伝えしています。

お口の状態に合わせた虫歯予防や食生活の指導をおこないます
赤ちゃんは、生後約6ヶ月ほどで歯が生え始めてきます。当院では、お口の状態に合わせて、赤ちゃんの歯の磨き方や歯ブラシの選び方、虫歯予防の指導を行っていきます。それだけではなく、離乳食の与え方や哺乳瓶の選び方、食生活のアドバイスに加え、口腔機能の 発達のために出来ることなどもお伝えしています。
小さいうちから歯医者になれる事が大切です
小さいうちから歯医者に通うことで、ゆっくりとお口の中をみせてくれることができます。最初は嫌がったり泣いてしまうことは自然なことです。そのため、保護者の方お膝の上に寝転んで安心できる体勢をとりながら、素早くお口の中をみていきます。通い続けるうちにだんだんと慣れていき、落ち着いて診療を受けられるようになります。
ぜひ、0歳からの歯医者さんデビューを始めてみませんか?

1~3歳児

本格的なむし歯対策と予防習慣を身に着ける大切な期間です

1歳を過ぎると少しずつ奥歯が生え始めます。奥歯は食べかすが残りやすく歯磨きがしにくくなります。また食べられるものが増え、おかしなど甘いものも食べ始める年頃なので少しずつ虫歯のリスクが上がってきます。

当院では虫歯のリスク検査(カリオスタット)を行い、お口の中の 虫歯菌の活動性を調べます。その結果に合わせたご家庭でのケア方法や食生活の指導を行ったり、歯科医院での予防処置をご提案します。

遊びに行く感覚で歯医者に通えます
当院にはキッズルームがあり、たくさんのおもちゃがあるため遊びに行くような感覚で、歯医者さんの雰囲気に慣れることができます。
まずは保護者の方のお膝の上で寝転んでお口の中を見せる練習をしていきます。

それに慣れてきたら次は歯医者さんの椅子に座って、少しずつ器具を使いお口の中をきれいにしていきます。
歯医者さんを頑張った子どもたちには、嬉しいご褒美があります。

楽しく定期的に通うことで子どもたちにとって歯医者さんが「怖くない場所」となり、それが将来の虫歯予防にもつながります。

4~15歳

大人の歯を育てる
大切な時期です。

4~15歳は「乳歯はいずれ抜けるから大丈夫」と思われがちですが、この時期の虫歯は、永久歯の 生え方や歯並びに影響してしまいます。
さらに一度削った歯はもろくなってしまうため、予防がとても重要です。

ひとりで椅子に座れるようになったら次のステップへ

この時期からは自分で歯医者さんの椅子に座り、少しずつ「自分のお口を守る練習」を始めます。

  • 磨き残しを染め出して歯みがきの練習
  • 奥歯の溝を守る「シーラント」
  • 歯を強くする「高濃度フッ素塗布」

などを行います。

シーラント

シーラントとは虫歯になりやすい歯の溝をあらかじめ歯科用プラスチックで埋めて、虫歯を予防する処置です。

さらに当院のシーラントにはフッ素を少しずつ放出する特徴があり、歯の表面を強くしながら、虫歯のリスクを減らしてくれます。

高校生

定期的な検診が
とても大切な時期です

保護者の方の目が届きにくくなるこの時期は歯医者さんでの定期的な検診がとても大切です。

虫歯について
永久歯は生え替わることのない一生使っていく大切な歯です。
歯は一度削ると自然には元に戻らず詰めものや被せものを入れても 再び虫歯になる可能性があります。
治療を繰り返すほど歯の寿命は短くなってしまうため「治す」のではなく「防ぐ」ことが大切です。
人生100年時代といわれる今、10代から予防に取り組むことが将来の健康につながります。
歯周病について
歯周病は大人だけの病気ではなく高校生の年代から始まることもあります。特に思春期はホルモンの影響で歯ぐきが腫れやすく、歯肉炎になりやすい時期です。この時期にしっかりと予防できれば将来の歯周病を防ぐ大きな一歩になります。

定期的なメインテナンスを受けましょう

高校生の生活は部活や友達との時間で忙しく食生活も乱れやすくなります。その分虫歯や歯周病のリスクも高まるため、3ヶ月ごとのメインテナンスが大切です。
必要に応じて高濃度フッ素塗布による予防ケアも行うことができます。

高校生のうちから「自分の歯を守る習慣」を身につけることは、虫も歯周病も防ぎ、人生100年時代を健康な歯で過ごすための 準備になります。

大人

健康な歯を守るために
定期的に検診を受けましょう

大人が歯を失う一番の原因は歯周病です。初めのうちは痛みもなく、気づかないうちに進行してしまうことが多い病気です。
そのまま放置すると歯を支える骨が少しずつ溶けてしまい、最終的には歯を失うことにつながります。
定期的に歯ぐきの状態をチェックしたり、生活習慣のアドバイスを受けることで、歯周病を早めに見つけたり予防することができます。
また、歯周病は糖尿病や心臓病、脳梗塞、早産など全身の健康にも関わる病気なので、健康維持のためにも通院が大切です。
近年の研究では、歯の本数が少ないほどアルツハイマー型認知症をはじめとした認知症のリスクが高くなることが分かってきています。

W残存歯数と認知症リスクのデータ

  • 20本以上歯がある人は認知症になりにくい
    厚生労働省の調査でも、「自分の歯が20本以上ある」人は、食生活や生活の質が高く、認知症の発症率も低いと報告されています。
  • 歯が少ないとリスクが約2倍になる
    ある研究では、歯をほとんど失った高齢者は、20本以上残っている人に比べて認知症リスクが約1.9倍になるとされています。
  • アルツハイマー患者の傾向
    アルツハイマー型認知症の患者さんは、同年代の健常者と比べて残っている歯が平均で2~3本少ないという報告もあります。

その理由として

  • 歯を失うほど「噛む力」が低下し、脳への刺激が減る
  • 噛める食品が限られていて栄養が偏りやすい
  • 歯周病菌が血管を通して脳に悪影響を及ぼす可能性がある

つまり、「歯を守る事は、健康を守ること」に直結しています。
歯周病は早期発見が大切です。悪化して歯を失う前に、早めの検診を受けましょう。

虫歯の予防、管理
虫歯は一度治療しても完全に元通りになるわけではありません。
削った部分は詰め物や被せもの(補綴物)で補いますが、天然な歯に戻るわけではなくその周りから再び虫になることもあります。
つまり、治療した歯ほど再発しやすいリスクを抱えているということです。
だからこそ虫歯は治して終わりではなく、そもそもできないに予防し、再発させ ないように管理していくことがとても大切です。
定期的なチェックやクリーニング、フッ素塗布、そして毎日のセルフケアを組み合わせる歯の健康を守ることができます。
虫歯になる前に予防する事が大切です。

「虫歯は歯磨きが足りないからなる」そう思っていませんか?
実はそれだけが原因ではありません。
虫歯のなりやすさには

  • 唾液の量や質(口の中を守る力)
  • 食生活
  • 虫歯菌の種類や数

といった一人ひとり違う体質”や環境”が大きく関係しています。
そこで役立つのが虫歯のリスク検査です。
お口のリスクを見える化することで、原因に合わせたオーダーメイドの 予防方法を提案できます。
歯周病は静かに進行し、虫歯は繰り返しやすい病気です。
だからこそ歯医者さんへは「痛くなった時に行く」のではなく「痛くならないように通う」ことが大切です。

マタニティ歯科

「マイナス1歳」から始める
お口のケア

お口の健康は、赤ちゃんが生まれる前、つまり妊娠中から始まっています。妊娠中はホルモンバランスの変化によって、歯周病になりやすい時期です。
歯周病になると歯ぐきが腫れたり、出血したりします。

実は、妊娠中の歯周病は「早産」や「低体重児出産」のリスクを高めると言われています。そのリスクは、なんとたばこよりも高いと言われています。お母さんのお口の健康は、お腹の赤ちゃんの健康にもつながります。安心して出産を迎えるために、妊娠中の歯科健診と治療をおすすめしています。

低体重児出産のグラフ
妊婦における早期低体重児出産の危険率(日本臨床歯周病学会による)
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