よりも
大切にしたい。

院長 安達医師の物語

予防歯科を大切にする原点

この物語は、人付き合いが苦手で口下手ゆえに、技術と知識を身につけることで患者さんに応えようと走り続けてきた歯科医師が、今では「お口の総合病院のようだ!」と同業者からも言われるまでになったお話です。

歯の治療やメインテナンスで「本物」や「技術力」の高い歯科医師を探している方には特にご覧いただきたい動画です。

出生~

1974年2月8日神奈川県にある安達家に私は生まれた。文武両道で完璧主義で厳格な父、秀才と言われた母と姉、読書好きでサッカー少年の私の4人家族。

幼少期・小学生の頃

好奇心旺盛なサッカー少年

5歳の頃、父とよくサッカーをした。父は東大のサッカー部キャプテンの経験もあったため、父のボールさばきに憧れた。私は普段厳しい父に褒められたい一心でサッカーも頑張った。巻き爪でスパイクの中が血まみれになることもあったが上手になりたい気持ちが強く、痛みも平気だった。父・母・姉はみんな優秀で完璧主義だったので小学生の私も同じように完璧を求められて育った。

しかし私は勉強も必死に頑張ったがトップにはなれず伸び悩み、両親の期待に答えることができないことがとても辛く苦しかった。 一人で部屋にいることが多く、本を読んだりプラモデルを作るのが好きだった。ものの仕組みや見えない部分がどうなっているのかに興味があり気になったことはいつも本で調べる好奇心旺盛なタイプ。

ある日、自分の歯が抜けた時に「歯って、どうなってるんだろう?この黒いのって虫歯なのかな??」と彫刻刀で抜けた歯を削って遊んだりもした。ただ、どんな発見があっても両親に遊んでいることがバレたら怒られてしまうかも?と不安で言えなかった。

中学・高校時代

初めての親子喧嘩とアメリカ留学

中学も高校も努力が実らない悔しさと、それでも東大に行けという両親の期待に応えられない申し訳なさや反抗心も重なりついに言い返してしまった。初めての大げんか。私は勢いに任せて家を飛び出した。 「有名な大学に行くよりも自分にあった道を自力で探したい!」ついに感情が爆発してしまった。

何をしたらいいのかもわからず、とにかく高卒でできるバイトを片っ端からやった。コンビニ、ガソリンスタンド、食品工場、運送助手、仮設トイレの清掃と組み立て警備員、他にもたくさんとにかく働いた。休みの日には本屋や図書館で読書をした。そこでふと目に留まったのが「アメリカ留学」の本だった。アメリカで自分に何ができるか探してみたい。人にありがとうって言われる仕事がしたい!世界中で働けるホテルマンになったら世界各国の人からありがとうの言葉をもらえて幸せな人生が送れるかも!!

そんな信じられないほど軽い考えで私はアメリカに住むことにした。日本語が通じない環境に身を置くため、コロンビア・グアテマラ・韓国の友人と毎日一緒に過ごした。

アメリカでの転換期

医療の道を志した瞬間

そんなある日、友人の目に異常が出た。異国の地で病院にかかることが不安でたまらず、私は日本からもってきた薬を彼に塗ってあげたところ彼の目はすぐに良くなった。その時に彼がすごく喜びながら「ありがとう!助かったよ!!」と言ってくれた。なんどもなんども「ありがとう」と言ってくれる彼を見て、今まで感じたことのない衝撃が全身に走った!人の悪い部分をよくしてあげることってこんなに喜んでもらえるんだ! そうか!!医療の道で生きていきたい!!私はすぐに日本に帰り、医療関係に進むために受験勉強を始めた。

医療と言っても種類があり、どの道に行くか過去を振り返って考えた。昔自分の抜けた歯を彫刻刀で削って楽しかったのを思い出し、歯医者もいいな~と思い歯科大学に入ることを目標にして猛勉強を始めた。 しかし。そんな矢先に母が倒れた。胃ガンですでに全身転移し末期だと言われた。食べることもできず、みるみる痩せていく母を見て、私は受験勉強も忘れ母のために何とかしたいと医療に関する書物を何日も徹夜で読み漁った。

医療の中で歯科を選択した理由

そこで発見したアメリカの研究結果の中に「全ての病は口から始まる。人間のエネルギーの入り口が悪ければ全身に影響が及ぶのは当然の結果だ。ゆえに口が健康であれば病気は遠ざけることができる」という内容だった。ショックだった。もし今私がすでにベテランの歯科医師だったら母がこんな状態になる前に口を診てあげられたのに。。

母はもう余命僅かだ。口と全身の健康がつながっていることを母は教えてくれたようにも思えた。せめて大学生になった姿を母に見せて安心して欲しい。しかし受験の一週間前に母はこの世を去った。 悲しみに負けそうでボロボロだったが、自分がなりたいのは口の健康を守れる歯科医師になって、多くの人を病気から遠ざける存在になることだ。母も天国から応援してくれていると信じ受験をし無事合格した。

歯科大学生となり専門課程に進んでいくうちに、実際の歯科現場で求められるのは知識だけでなく手先の技術でしかもとても細かく美術的な要素も必要だとわかった。そこまで器用ではない私にはとても難しく、やり遂げることができるが不安になった。手先が思うように動かずめげそうにもなったが「これが仕事になるんだから絶対に諦めちゃダメだ!できるようになってみせる!」と自分を奮い立たせて他の同級生の3倍努力をすると覚悟を決め、練習機材を買い込み自宅で特訓をし食らいついていった。

私の努力を見ていた父も親身にアドバイスをくれるほど私を応援してくれるようになった。父が言ってくれたのは「ある人間国宝の人はとても不器用だったが、職人としてその道一筋に努力を積み重ねた結果人間国宝になった。器用か不器用かなんて関係ないんだ。努力の量なんだよ」この父の言葉に支えられコツコツ努力を積み重ね、私の指先は驚くほど思い通りに動くようになった。

独立開業をしてから

保険診療と自費診療の違い

歯科の専門には、保存科、口腔外科、インプラント科など様々あり私は研究を重ね自分の理想の治療を追い求めてついに独立開業した。 患者さんの口の健康にして体全体の健康も守りたいという考えは受験当時から一切変わっていない。 母が病気にならなければ私はあのアメリカの研究も知らず、歯を治療するだけの歯科医師になり満足していたかもしれない。

常に医学は進歩しているため、私も国内外の学会に参加しまくり、世界的にも新しい治療技術を学び続けているし毎晩トレーニングを重ねて腕を磨いている。ハイレベルな治療を求める患者さんにも満足してもらえるように日本でも扱える人がまだ少ない高度な機材もかなりな額をかけて導入し提供できるようになった。 ただし、いまだに苦手なのは人付き合い。「適当に」ということが私にはどうしてもできず患者さんのことを真剣に想いすぎてつい熱く説明してしまう。

例えば保険診療と自由診療の違いなんかも一般的には知られていない部分が多いため丁寧に伝えすぎて1時間以上たってしまったこともある。しかし、患者さんが違いを理解し納得した上で治療法を選べるように情報を伝えることはとても大事だと思っている。 診療の違いをわかりやすく言えば保険診療は回転寿司。一皿200円と決まった価格で「イクラ」を出さなければいけない。予算がないから機械がお米を握る。

もしかしたら産地不明で何かの魚の卵をイクラとして乗せているかもしれない。でも見た目はちゃんとイクラのお寿司。自由診療はミシュランの星付き寿司屋。その時期に一番味わって欲しい旬の食材を使い、手間暇かけて最高の職人技で握る。お客の舌をうならせるようにオーダーメイドの寿司も可能だ。私は回転寿司も行くし否定しているのではなく、本当に回転寿司とミシュラン星付きの寿司屋ほどの違いがあると知って欲しい。

歯科治療は数μm単位の世界でオーダーメイドな治療を施すものなのです。海外では歯科治療に高い技術と専門性が必要だと理解されており、治療に時間も費用もかかる上、歯が虫歯や歯周病になってしまった以上、病気になる前の状態には戻らないことをよく知っている。だから海外の人たちは予防歯科に力を入れるのが常識。日本は悪くなったら受診するのが常識でまだ予防を重視する人は少ない。悪くなってしまってからの治療は患者さん自身の歯だけなく経済的な負担も理解できるからこそ予防を大切にして欲しいと願います。

戸塚 あくわデンタルとして本当に伝えたいこと

歯医者をお探しなら予防歯科に力を入れている歯科院に通って欲しい

私が伝えたいことはあなたが歯医者をお探しなら予防歯科に力を入れている歯科院に通って欲しいということ。「治療」ではなく「治療がいらないお口の状態」にすることが本当に大切です。もちろん悪くなってしまった部分は専門家として適切な治療を提案し保険診療であろうと自由診療であろうと患者さんには気持ちよく選んでもらえるように説明し、全力で治療を行います。理想的なお口の状態になったら、その状態を長期的にキープできるように歯磨き指導や定期検診があるのです。いい状態であれば痛みや違和感に悩まされることがなくなり、治療費も削減できます。

将来、私も可愛い孫やひ孫と、かたいせんべいを笑顔でバリバリ食べたい。副院長である妻ももちろん隣でバリバリと音を立てて食べるのです。小さな夢だと笑われるかもしれませんが、これを叶えるには今のうちに歯を大事にしておかないと難しいのです。口と体の健康は繋がっています。元気に過ごして欲しいから、今よりももっとあなたの歯を大事にしてください。

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